ベートーベンをぶっとばすんじゃねえ!~60年代音楽から抜け出せない貴方へ~
今日はMOTNANAの代表曲のひとつ「ベートーベンをぶっとばすんじゃねえ!」についてお話いたします。
楽曲はこちら!↓
この曲こそ私の音楽キャリアの始まりであり、MONTANAの始まりでもあります。
かれこれ14年くらい前。上京して間もないころ、楽器屋のメンバー募集の張り紙を見て知り合った友人たちとバンドを結成いたしました。
そのころ私はドラム担当だったのですが作曲にも参加したくて、初めてバンドに提供した曲が「ベートーベンをぶっとばすんじゃねえ!」でした。つまり私の公式な処女作な訳です。(ちなみにMONTANA主催のイベントに度々参加してもらっている「ピッピスタア」のボーカルの石川君もその頃からのバンド仲間です)
ドラム時代⇒弾き語り時代⇒MONTANAと、時が経ってもずっと歌い続けているので、私の楽曲の中でも一番認知度が高い曲です。
MONTANAを結成したときの最初のスタジオで演奏したのも、やはりこの曲でしたね。
ちなみに「ベートーベンをぶっとばすんじゃねえ!」って歌詞は面白いけど、いったいどんな意味なの?と聞かれることが多々あります。
これはロックンロールを発明したミュージシャン「チャック・ベリー」の代表曲「ベートーベンをぶっとばせ!」を題材にしています。ビートルズを始め、多くのミュージシャンにカバーされているロックンロールの代名詞ともいえるナンバーです。
(最近金曜ロードショーで放送していた、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の劇中でも、主人公チャック・ベリーの曲を演奏していましたね。)
それで「ベートーベンをぶっとばすんじゃねえ!」という歌詞になった理由ですが、当時ライブハウスに出演していた、50~60年代音楽から抜けられないでその時代のカバー曲ばっかり歌っているおじさんたちが苦手だったからです(笑)今はそんなことないですけどね。
私は温故知新の精神を持っている人が好きで、新しい時代を切り開かないならロックじゃないと思っています。そんな気持ちを前面にぶつけてみたかったんですね。14年近く歌っても飽きが来ないのは、この曲に反骨心と開拓精神が詰まっているからだと思います。
ライブでは「ベートーベンをぶっとばすんじゃねえ!」と歌う部分をお客さんにも一緒に歌っていただいて、いつもとても盛り上がります。
またこの曲を皆さんと歌える日を心待ちにしておりますので、次回8/22のライブも是非ご来場ください!
どうぞよろしくお願いします!