「箱舟はいっぱい」の感想【藤子・F・不二雄異色・SF短編集】

色々な作品の感想を書いていたら、藤子不二雄先生の作品の感想を皆さんにお伝えしたくなってきました。

ただ「ドラえもん」や「パーマン」など国民的な作品の感想をお伝えしてもあれあので、
藤子・F・不二雄先生が大人向けに描いた短編集の中から抜粋してお送りしたいと思います。

そもそも藤子・F・不二雄先生の短編とは?

子供向けの作品を中心に描いていた藤子・F・不二雄先生が、
大人向け雑誌「ビッグコミック」や「S-Fマガジン」に掲載していた、
闇の部分が垣間見える読み切り作品のことを呼びます。

藤子・F・不二雄先生のこれらの作品は世間的にはあまり有名ではないですが、
強烈な社会風刺、恐怖感、哲学的な要素が盛り込まれた、
コアなファンにはたまらない作品になっています。

箱舟はいっぱい

カレー彗星が地球に衝突し、地球が壊滅する。

そんな噂が日本中に広まり、情報に翻弄される国民たちと、
その混乱を制するための政治家たちの動きを巧みに描いた作品です。

20年くらい前に大ヒットした映画「インデペンデンス・デイ(Idependence day)」にも大筋が似ていますが、
こちらの方がさらに20年以上前に作られた作品です。

10数ページの作品ですが、SFの要素と社会風刺を同時に感じられるインパクトの強い作品です。

音楽と読み切り作品

現代音楽(J-POP)は漫画の読み切り作品に似ている気がします。
コンパクトに要素をまとめ、短い時間で人を楽しませることが求められます。

この作品は短時間で人を楽しませつつも、
色々なことを疑問を人に投げかけるボブ・ディランのような詩的な響きを持っています。

この作品だけに限らず藤子・F・不二雄先生の作品は、
即効性と普遍性、そして教育的な要素を併せ持った良作ばかりです。

疑問

疑問があるからその答えを探すために勉強する。
偉人と呼ばれる人たちからはよくそんな言葉を聞きます。

人に上手に疑問を問いかけたり、自分の考え方を示したりすることができる、
藤子不二雄先生は教育者としても一流だと思います。
国民的な作品をたくさん作ることができたのも、作品に教育する力が込められていたからだと思います。

MONTANAはそんな藤子・F・不二雄先生の作品に影響を受けて育った、
これからも疑問や課題を解決しながら元気に活動していきたいと思います。

ではまた次回♪

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