サンバとMONTANA

MONTANAはロックバンドとして認識されていますが、
ロックミュージック以外にも私が曲を作る際に重要なエッセンスとなっているジャンルの音楽があります。

ブルーススウィングジャズ、そしてサンバです。
(じつはいろいろ考えて作ってるんですよ( ;∀;))

コード進行には全くと言っていいほど影響は見えないかもしれないですが、
サンバは私の音楽人生で結構重要な音楽なのです。

  1. そもそもサンバとは?
  2. ブルース音楽にも似た味わい
  3. 好きなサンバ
  4. ボサノヴァとトロピカリア
  5. マルチーニョ・ダ・ヴィラ
  6. でMONTANAの楽曲のどこに影響が感じられるかというと…

そもそもサンバとは?

サンバ(samba)はブラジル発症の音楽で、
日本国内では浅草サンバカーニバルなどの印象が強く、ギラギラ衣装でダンスを踊る音楽として認識されている方が多いと思います。

またTHE BOOMの「風になりたい」や、松平健の「マツケンサンバ」が大ヒットしとこともあり、
楽しくて賑やかな音楽というイメージが付いていると思います。

私が影響を受けたサンバはこういった派手やかなサンバではなく、
もっと労働者階級の生活が垣間見えるサンバです。

ブラジル音楽は歴史が深いため、
私の浅い知見では全然語るに追い付いていないですが、
映画「ミステリー・オブ・サンバ」で語られているように、
録音がない時代に子供にサンバを歌って聞かせ継承していくなどして、
長い歴史を経てできた音楽だということをまずは知っていただけると幸いです。

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ブルース音楽にも似た味わい

サンバはもとは奴隷として扱われた黒人たちが作った音楽と言われています。
そしてそれが人々の共感を生み、ボサノヴァMPB(ブラジルのポップミュージック)へと派生していったそうです。

これはジャズやブルースの歴史とも似たものがあります。
ジャズもブルースもアメリカで奴隷として扱われた黒人たちの音楽で、
それが次第に人種間までをも越えて浸透し、
現代音楽の基礎を作ったと言われています。

ただ「ブルースとサンバ」を両方好きで良く聴くという人には、
今まで一人しか出会ったことはなく、かなり人口が少ないようです。

中央線沿いなどにブルース愛好家のコミュニティはたくさんありますが、
そのくらいサンバも浸透していいくらいサンバは日本人にも聴きやすくて心に訴えかける音楽だと思います。

好きなサンバ

一番影響を受けたサンビスタ(サンバ演奏者やサンバを愛する人などの意味)は、
カルトーラ(Caltora)です。

ピンとこない人もいるかもしれませんがサンバの中ではとても重要な人物な巨匠です。

彼の音源を聴くと今までサンバのイメージと違うかもしれませんが、
どの作品も切なさと楽しさが共存した名盤ばかりです。

カーニバルのサンバチーム(エスコーラ)マンゲイラを創設し、
ネルソン・カヴァキーニョカンデイアギリェルミ・ジ・ブリート
エルトン・メディロスなど彼の周りにはサンバの名手が溢れていました。
それぞれが素晴らしい名盤を残しています。

カルトーラはジャケットの写真からも人間としての凄みが伝わってきます。
そしてその人間性が声、歌からしっかりと伝わってきます。
ブラジル音楽初心者の方にも是非一度カルトーラの音楽を聴いていただきたいです♪

この時代のサンバの名盤レコード(日本で販売されたもの)には、
音楽評論家の中村とうようさん監修されているものが多く、
解説中でも作品を絶賛されています。

世間的には有名でなくても、
大衆音楽としても文化財としても重要な音源が多いので、
これからもサンバのレコード収集は続けていきたいと思っています。


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ボサノヴァトロピカリア

ロックンロールの歴史のように、サンバもやがて労働者階級よりも少し恵まれた階級の人たちにも親しまれ、
アントニオ・カルロス・ジョビンジョアン・ジルベルトなどが発展させたボサノヴァが形作られます。

ボサノヴァ(Bossa Nova)は日本ではカフェでかかるお洒落な音楽というイメージが付いていると思いますが、
のちにトロピカリア(Tropicália)という芸術運動に発展し、軍事政権に反発するムーヴメントとなり、
多くのミュージシャンが国外逃亡するなど、裏では意外と血なま臭い歴史があったりします。

この頃はMPBやトロピカリアなど音楽ジャンル的に複雑な分岐を見せているようで、
なかなか情報が煩雑になっていますが、一つ言えるのは素晴らしいサンビスタの音楽が土台に垣間見えるということです。

マルチーニョ・ダ・ヴィラ

サンバを好きな人にあまり会ったことがないですが、
マルチーニョ・ダ・ヴィラ」は好きという人には何回かお会いしたことがあります。

マルチーニョ・ダ・ヴィラはMPBの代表的な歌手で、
泥臭い感じがそんなになく楽曲もポップなので、
日本人には一番聴きやすいサンバなのかもしれません。

その他にもベッチ・カルヴァーリョなども日本人に親しまれていますね♪

でMONTANAの楽曲のどこに影響が感じられるかというと…

実は全部の曲に入れているつもりです(笑)
曲を作る際にメロディーとベースラインの位置関係や、
歌詞の響きなんかには自分的にサンバの要素を盛り込んでいるつもりなのですが、
ミクロ過ぎて伝わらないかもしれないです(*´Д`)

まあとりあえずこういう音楽も聴いて育ってきた人なんだなあと、
知っていただければ幸いです。

割と古くてマニアックな音楽を聴くので、
こういった形で聴いている音楽の話を書くのはとても新鮮でした。

また次回も音楽の話を書いてみようと思っていますので、
どうぞお楽しみに♪

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