Dr.STONE(ドクターストーン)を観るとパンクロックの終末を感じる話【ネタバレ注意!】

週間少年ジャンプの人気漫画「Dr.STONE」の第二期の放送が始まったので、
毎週Amazon Prime Videoで楽しみに観ています。

娯楽作品としても素晴らしい出来だし、教育にも良い。本当に名作だと思います。

良いことだらけの作品ですが同時に、
学生時代から好きだったパンクロックの終末を感じてしまうというなんとも特殊な目線で視聴しているので、
今回はその気持ちを皆様にお届けしたいと思います。

Dr.STONEとは?

Dr.STONEの世界観をざっくりと説明すると、

「ある日急に人類が全員石化してしまった。
そして人類が築き上げた文明も滅んでしまった。

約3700年後に偶然石化が溶けた主人公の「石神千空(いしがみせんくう)」は、
道具も機械も無い石器時代のような状況から、
超人的な頭脳を駆使して科学文明をもう一度築き上げることに挑戦するのだった。」

という感じのお話です。

発想も新しいし、勉強にもなるし、
子供でも大人でも楽しめる作品だと思います♪

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科学VS武力

この作品にはもう一つ【科学 VS 武力】というテーマがあります。

石神千空が科学文明を復興させようとする一方、
早く石化が溶けた霊長類最強の高校生「獅子王司(ししおうつかさ」は人類が石化しているこの機会に、
悪い大人を抹殺してしまおうと考えます。

「人類を皆石化から戻して、もう一度文明を取り戻す!」という科学者の石神千空と、
「悪いことしていた人類は滅んで、選ばれた人間だけ生きる方がよい!」という武力行使の獅子王司、
考え方が真逆の二人が新世界の中心となってそれぞれの主張を通すべく戦う。

凄くざっくりというと、石神千空は善獅子王司は悪、という感じで描かれています。

パンクロックの終末

現実の世界では超人的な頭脳を持ち、コミュニケーション能力も高く、指導力、教育力にも優れた人材など、
日本はおろかか、地球上にもそうはいないでしょう。
(まあそこは漫画なのですが…)

さらに石神千空は、超人的な頭脳を用い、出会う人出会う人に希望の光を与え、
器も大きく、周囲の人間にも絶大な信頼を得ています。
政治的な駆け引きも上手で、漫画のキャラクターでなければ早めに総理大臣になって欲しいと思います。

そういったことを考えつつバンドマン視点でこの作品を観ていると、
めちゃくちゃ頭が良くて政治力がある人が現れたとき、パンクロックは要らなくなる」と思い知らされます。
反抗するもなにもないからですね。

石神千空が拠点とする村で堕落したり謀反を起こす人は、
きっと心の底から駄目な人でしょうし、そんな人が歌を歌っても何の説得力ないし、
結局パンクロックって政治の腐敗と経済格差が生み出すものなんだなとか、
まあ色々考えさせれます。

1人の人間で掌握できる範囲は限られているので、
コミュニティが広くなれば石神千空でもそうはいかないと思いますし、
人間もそんな素直なやつばかりじゃないのですが、
毎週毎週作品のエンターテインメント性を楽しむとともに、
パンクロック不要の世界を想像させられます。

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リリアン・ワインバーグ

Dr.STONEでは作中で音楽にもスポットが当たります。
アメリカのスーパースター、女性歌手のリリアン・ワインバーグの歌です。

作品中でもこのリリアンの音源を文明のない状況の中からレコード化するという描写があります。

この人の美しい歌声が人類に平和と希望の光を与えるのですが、
これがパンクロックの不要さをさらに決定づけます。

まあ人類ってのは長く生きてると駄目になるもんだからね!

良い子には知識を、
パンクロック好きの人には難題を突き付ける「Dr.STONE」ですが、
まあこれはあくまで漫画の話だし、世界はこんな立派な人間の集まりではありません。

石神千空の時代にどんな立派な社会が築けても、
人類は長く生きてると結局駄目になるんだから、
貴方の反骨心やひねくれた根性に、希望の光を見出す人もきっと出てくるはずです。

MONTANAもそう信じて活動していきます♪(*´Д`)

ではまた次回!

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